「自然災害情報」学習会の御案内
資料室では、災害資料・情報の収集・整理・提供の業務の一環として下記のような学習会を行っております。
一方的な講義形式ではなく参加型の学習会を目指しており、研究者の皆様からは、各分野からのご貢献を頂き、
防災知識の提供・発信に役立てたいと考えております。
ご興味をお持ちの皆様の積極的な御参加を期待致しております。
なお、本シリーズは、資料室で行っている大災害の資料収集にも関連づけるもので,
過去の大きな災害や典型的な災害について,災害発生・被害拡大に関わった自然的・社会的条件を,地域の土地条件に主点をおき,
類似条件の他地域の危険性にも言及しながら,整理・分析し解説するものです。
※「要旨」をクリックすると、学習会要旨をご覧頂けます。
「自然災害情報」学習会は終了しました。長い間のご支援ありがとうございました。 この結果を整理し「防災基礎講座-災害事例編-」を作成しました。ご参照くださいましたら幸いです。 どうぞ宜しくお願い致します。
自然災害情報学習会一覧
No. | 開催日 | 学習会タイトル | 要旨 | 関連資料一覧 |
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第21回 | 2007.3.28 | 大規模な山崩れや地すべりでは種々の明瞭な地変現象がその発生に先立って生ずる -1963年ヴァイヨンダム地すべり,2006年フィリピン・レイテ島山崩れなど- |
要旨21 | 第21回関係資料 |
第20回 | 2007.2.28 | 高い津波がいち早く襲来するので緊急避難が最も必要な海岸には警報は間に合わない -1896年明治三陸津波,1933年昭和三陸津波,1944年東南海地震津波など- |
要旨20 | 第20回関連資料 |
第19回 | 2007.1.24 | 地盤条件は地表における地震動の増幅度を決め地震被害の規模を規定する基本的な要因である -1891年濃尾地震,1923年関東地震,1985年メキシコ地震など- |
要旨19 | 第19回関連資料 |
第18回 | 2006.12.20 | 富士山型の成層火山は幾度も巨大崩壊を起こし山麓の流れ山として記録されている -1888年磐梯山噴火,1980年セントヘレンズ噴火など- |
要旨18 | 第18回関連資料 |
第17回 | 2006.11.29 | 台風が深夜に襲来すると人的被害が昼間に比べ数倍にもなる可能性がある -1959年伊勢湾台風,1953年13号台風など- |
要旨17 | 第17回関連資料 |
第16回 | 2006.10.25 | 地盤液状化による建物の損傷は比較的ゆっくりと進行するので人への危害力は小さい -1964年新潟地震,1983年日本海中部地震,1995年兵庫県南部地震など- |
要旨16 | 第16回関連資料 |
第15回 | 2006.9.26 | 巨大噴火による火砕流は全自然災害中で最大の被害を惹き起こす可能性がある -1991年雲仙火砕流,1991年ピナツボ火山噴火,1902年モンプレー火山噴火など- |
要旨15 | 第15回関連資料 |
第14回 | 2006.8.29 | 内水氾濫の常襲地は大雨時の雨水を貯留して洪水を抑制する役割の土地 -2000年東海豪雨,1972年7月豪雨,1966年台風4号,1958年狩野川台風などによる都市内水災害- |
要旨14 | 第14回関連資料 |
第13回 | 2006.7.25 | 高潮による人的被害は世界的に最大規模であるがこれを大きく減らすことは不可能ではない -大阪における1934年室戸台風・1950年ジェーン台風・1961年第二室戸台風の高潮災害- |
要旨13 | 第13回関連資料 |
第12回 |
2006.6.27 | 高い尾根を乗り越えたり大津波を起こしたりする巨大崩壊による岩屑なだれ -1970年ペルー地震によるワスカラン岩屑なだれ,1984年御岳崩れなど- |
要旨12 | 第12回関連資料 |
第11回 | 2006.5.23 | 地震被害を著しく拡大し壊滅的にする都市大火 -1923年関東大震災による東京・横浜の市街地延焼火災- |
要旨11 | 第11回関連資料 |
第10回 | 2006.4.25 | ユーラシア大陸東岸に位置する島国日本は冷夏による災害を地球上で最もうけやすい -1993年平成大凶作,1783~88年天明大飢饉など- |
要旨10 | 第10回関連資料 |
第9回 | 2006.3.24 | 大洋を横断して地球の裏側をも襲う巨大地震による遠地津波 -1960年チリ地震津波,2004年インド洋大津波など- |
要旨9 | |
第8回 | 2006.2.22 | 山地内・山麓の都市における豪雨時の土砂・洪水複合災害 -1938年阪神大水害,1967年神戸・呉災害,1982年長崎水害- |
要旨8 | |
第7回 | 2006.1.26 | ハザードマップが活かされなかった噴火泥流災害 ‐南米コロンビア,ネバド・デル・ルイス火山の1985年噴火‐ |
要旨7 | |
第6回 | 2005.11.25 | 河川堤防の破堤と氾濫水の運動に関わる地形等の条件 -1981・1986年小貝川破堤洪水,1986年桜川洪水など- |
要旨6 | |
第5回 | 2005.11.1 | 大きな人的・物的被害を惹き起こす山地内・山麓の谷底低地における洪水 -1957年諫早水害,1947・1948年一関水害,1953年熊本水害など- |
要旨5 | |
第4回 | 2005.10.4 | 大きな高潮災害が繰返し発生するV字状湾奥の大河川デルタ沿岸 -バングラデシュのサイクロン災害:1970年11月,1991年4月- |
要旨4 | |
第3回 | 2005.9.6 | 沿岸砂丘列によって閉ざされた潟起源の平野における連続洪水 -新潟・加治川の氾濫:1966年7月豪雨,1967年8月羽越水害- |
要旨3 | |
第2回 | 2005.8.2 | 地区ごとの被災の違いが際立つ旧輪中地帯の水害 -長良川の破堤洪水:1976年9月台風17号- |
要旨2 | |
第1回 | 2005.7.5 | 河道付替え前の自然流路に従って流下した氾濫流 -利根川の破堤洪水:1947年9月カスリン台風- |
要旨1 | |
全要旨 |