防災基礎講座：基礎知識編－自然災害をどのように防ぐか－
図20.4 八ヶ岳・韮崎岩屑なだれ
八ヶ岳から甲府盆地北西部に流れ下った韮崎岩屑なだれは大規模で，崩壊源から20km離れたところにおいても底面長径500m，比高80mという大きな流れ山を残しています．右は韮崎岩屑なだれ域の拡大図です．JR中央本線は，比高50～100mの台地状堆積面上に載るこれら流れ山の間を通じています．
客員研究員 水谷武司
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室Disaster Information Laboratory, NIED
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