北海道から沖縄に至る太平洋岸全域に高い津波が襲来し,波の正面にあたる三陸沿岸を中心にして被害が発生しました.陸地での到達標高の最大は8mを超えました.死者の総数は139人で,その2/3は岩手・大船渡(53人)と宮城・志津川(37人)におけるものでした. 赤数字は道県別の住家流失・全壊・半壊棟数です.
気象庁(1961):チリ地震津波調査報告.気象庁技術報告第8号.
客員研究員 水谷武司