上は1983年日本海中部地震のときの液状化による噴水の写真です.水と砂が抜け出すにはかなりの時間を要するので,噴水は数分以上,大規模なものでは数時間も続きます.下は1983年日本海中部地震のとき,青森県・津軽平野の水田に生じた噴砂群です.これらは小規模のものですが,噴砂孔の直径8m,深さ1.5mという巨大なものもこの地震では出現しました.
客員研究員 水谷武司