最大潮位は,伊勢湾の湾口で約2m,海水の吹き寄せが最も大きくなる湾奥でおよそ4mでした.名古屋港では風向が東から南寄りに変わりはじめた18時ごろから潮位上昇速度が大きくなり,台風が最も接近した21時30分ごろ最大潮位に達しました.このときの最低気圧は954hpaでした.
気象庁(1061):伊勢湾台風調査報告.気象庁技術報告第7号.
客員研究員 水谷武司