防災基礎講座：基礎知識編－自然災害をどのように防ぐか－
図7.3 東海豪雨により浸水した愛知県・新川中流域の地盤高分布
破堤が生じた新川と水場川との合流点の付近はその下流よりも2mほど低い凹地であり，また，庄内川と五条川とにより下流が閉ざされた状態の袋状低地であるので，内水および河川氾濫水の湛水が非常に生じやすい地形です．（国土地理院50mメッシュ数値地図により作成）．下の図は2000年豪雨による浸水域・浸水深です．
客員研究員 水谷武司
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室Disaster Information Laboratory, NIED
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