NIEDロゴ 自然災害情報室|防災科学技術研究所ライブラリー

防災科学技術研究所 自然災害情報室 - DIL

防災科学技術研究所 自然災害情報室 - DIL
災害事例編
  • はじめに
  • 災害グループ
  • 災害発生地
  • 災害年表
  • 関東平野の洪水
  • 濃尾輪中の洪水
  • 潟性平野の洪水
  • 侵食性平野の洪水
  • 扇状地平野の洪水
  • 山地河川洪水
  • 都市内水氾濫
  • 土砂洪水複合災害
  • 大阪湾高潮
  • 伊勢湾高潮
  • ベンガル湾高潮
  • 地盤強震動
  • 地盤液状化
  • 地震岩屑なだれ
  • 三陸津波
  • チリ津波
  • 地震火災
  • 火砕流
  • 火山泥流
  • 火山体崩壊
  • 地すべり・崩壊
  • 冷夏災害
  • 著作権・よくある質問
  • TOPへ戻る
  • 防災基礎講座へ戻る
  • 著作権・よくある質問
  • TOPへ戻る
  • 防災基礎講座へ戻る

防災基礎講座:基礎知識編-自然災害をどのように防ぐか-

防災基礎講座:災害はどこでどのように起きているか

図4.5 1986年台風10号による郡山における阿武隈川の氾濫

阿武隈川の低地は河道近くほど低いという地盤高分布を示すので,氾濫した場合の浸水域はほぼ河道周辺に限られます.支流の谷田川(右岸側)の破堤による氾濫水は阿武隈川とに挟まれる袋状の低地に流入し,新設の工業団地を水没させました.ここは大正時代には阿武隈川が蛇行して流れていたところ,すなわち最近まで河原であった低地で,現在の地名(大河原,大州河原,下河原,水門町など)にもそれがよく示されています.左図において大きく屈曲する緑の線は,大正時代の地形図における阿武隈川河道です.右図は昭和6年測量の地形図で,切り離された旧流路が明瞭に残っています.

            
図04_05

客員研究員 水谷武司

本文へ戻る
DIL 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室
Disaster Information Laboratory, NIED
TEL : 029-863-7635 , FAX : 029-863-7811, E-mail : E-mail
防災科学技術研究所ホームページBlank Webサイトの著作権およびリンクポリシーについてBlank