江戸時代初期以前には,加治川水系の一部は,紫雲寺潟,胎内川を経て,荒川に合流し,他の部分は福島潟などを経て阿賀野川に流入し,阿賀野川は信濃川に合流していました.直接海に通じる加治川放水路は1913年に完成しました.
高橋 裕(1971):国土の変貌と水害.岩波書店.
客員研究員 水谷武司