最大加速度あるいは震度と住家損壊率との関係は,図の曲線で表されます.下の曲線は濃尾地震のデータに基づくもの,上の曲線は兵庫県南部地震のデータなどに基づいた都市域についてのものです.都市域では被害規模がより大きくなります.住家全壊は震度が5強になると発生し始めます.震度6弱で損壊率5~10%,損壊率30%は震度6強から7にあたっています.
水谷武司2001):地震動強さと地形条件ならびに地震被害との関係.地形22.
客員研究員 水谷武司