1926年5月の十勝岳噴火による泥流の流下氾濫域を示したもので,富良野川に流入した主流(1330万立方m)は上富良野の街の北西部を回り込むようにして25km流下しました.死者総数は146でした.火山泥流の運動はほぼ地形に支配され,数値計算などにより危険域のゾーニングが可能な現象です.
客員研究員 水谷武司