北海道・渡島半島にある北海道駒ケ岳は,5千年ほどの休止期間の後,江戸時代に入って活動を再開しました.大きな噴火は1640年,1856年,1926年にあり,このときの火砕流到達した範囲にほぼ相当する山地域が,現在のハザードマップの第1種危険域(火砕流危険域)になっています.大沼は 1640年などの岩屑なだれによる堰き止めで出現しました.
駒ケ岳火山防災会議協議会:駒ケ岳火山防災ハンドブック.
客員研究員 水谷武司