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防災科学技術研究所 自然災害情報室 - DIL

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災害予測編
  • 1.はじめに
  • 2.災害誘因
  • 3.河川洪水
  • 4.内水氾濫
  • 5.高潮
  • 6.斜面崩壊
  • 7.土石流・岩屑なだれ
  • 8.地盤強震動
  • 9.地盤液状化
  • 10.津波
  • 11.地震火災
  • 12.火山噴火
  • 13.火砕流ほか
  • 14.被害想定
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防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

図10.9 津波ハザードマップ

リアス式である三陸海岸の湾奥にあって,津波の危険が大きい岩手県・釜石は,明治三陸津波で流失・全壊家屋615戸,死者3,765人,昭和三陸津波で流失・全壊家屋301戸,死者361人という大被害を被りました.青色で示されている津波浸水危険域は,最大波高7.9mであった明治三陸津波の到達限界(赤線)に基づいて決められています.津波は緊急の避難が最も必要とされる災害で,より高いところへすぐさま駆け上がることが求められます.避難場所は,周辺の高台にある校庭,公園,神社境内などに定められています.各種の防災地図(ハザードマップなど)に記されている避難所の大部分は,一時的に身を寄せるいわば収容施設ですが,津波の場合にはまさしく緊急に危険を回避するための場所です.

            
図10_09

客員研究員 水谷武司

DIL 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室
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