岩手・宮城の三陸沿岸町村の地区単位で,半壊数の1/2と流失・全壊数との和を浸水以上の被害を受けた世帯数で割った値を被害率として,津波の到達高との関係を示しました.津波の高さが2mを超えると被害率は急速に大きくなり,4mではその最大がほぼ100%に達して完全な破壊を受けることが分かります.
客員研究員 水谷武司