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防災科学技術研究所 自然災害情報室 - DIL

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災害予測編
  • 1.はじめに
  • 2.災害誘因
  • 3.河川洪水
  • 4.内水氾濫
  • 5.高潮
  • 6.斜面崩壊
  • 7.土石流・岩屑なだれ
  • 8.地盤強震動
  • 9.地盤液状化
  • 10.津波
  • 11.地震火災
  • 12.火山噴火
  • 13.火砕流ほか
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防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

図10.1 津波発生模式図

海底面の変化A-Bがそのまま海面の変化Cに置き変えられ,海面が上がった方向へは押し波Dが伝わり.海面が下がった方向へは引き波Eが先行します.津波(長波)の進行速度は,水深に重力加速度を掛けた値の平方根で与えられます.したがって,水深の浅い海岸の近くにきて速度が遅くなると,後からくる波が追いついてきて重なり(F),波が高くなります.津波の波源域(津波が発生する海域)は一般に細長い楕円状で,その横方向(短軸方向)に高い波が放出されます.2004年スマトラ沖地震による津波の被害は,横方向と縦方向で,また引き波側か押し波側かで,非常に大きな違いが生じました.

            
図10_01_01
図10_01_02

客員研究員 水谷武司

DIL 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室
Disaster Information Laboratory, NIED
TEL : 029-863-7635 , FAX : 029-863-7811, E-mail : E-mail
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