液状化の危険指標として液状化指数(PL値)と液状化安全率(FL値)が広く使われています.これは基本的には,砂層の分布する深さで補正したN値に依る値です.図はこの値により評価した東京の液状化危険度です.砂層の存在とそのN値を調べるボーリングの数とその分布が,液状化危険度判定の精度に大きく関係します.
東京都都市計画局(2002):地震に関する地域危険度測定調査報告書
客員研究員 水谷武司