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防災科学技術研究所 自然災害情報室 - DIL

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災害予測編
  • 1.はじめに
  • 2.災害誘因
  • 3.河川洪水
  • 4.内水氾濫
  • 5.高潮
  • 6.斜面崩壊
  • 7.土石流・岩屑なだれ
  • 8.地盤強震動
  • 9.地盤液状化
  • 10.津波
  • 11.地震火災
  • 12.火山噴火
  • 13.火砕流ほか
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防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

図8.8 基盤地形による地震動増幅

兵庫県南部地震では,六甲山地に平行して伸びる細長い地域に建物全壊率30%を超えるゾーン(震度7の「震災の帯」)が出現しました.余震の震央分布に示されるように,この帯状の高被害域は断層との関係はなく,湾曲する基盤面で地震波が屈折・反射した結果(焦点効果など)によるものと考えられています.一般に,盆地の端のような地層構成のところでは,基盤と沖積層の境界での屈折波や側面基盤からの反射波が集中して,震動が大きくなる場所が現れます.

            
図08_08

客員研究員 水谷武司

DIL 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室
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