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防災科学技術研究所 自然災害情報室 - DIL

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災害予測編
  • 1.はじめに
  • 2.災害誘因
  • 3.河川洪水
  • 4.内水氾濫
  • 5.高潮
  • 6.斜面崩壊
  • 7.土石流・岩屑なだれ
  • 8.地盤強震動
  • 9.地盤液状化
  • 10.津波
  • 11.地震火災
  • 12.火山噴火
  • 13.火砕流ほか
  • 14.被害想定
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防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

防災基礎講座: 災害予測編-自然災害をどのように防ぐか-

図7.2 扇状地の危険域区分

通常,扇状地の谷は扇頂部を削り込んで流れ,下流に向かい次第に浅くなっていきます.土石流は谷床の高さが扇状地面とほぼ同じ高さになるところから溢れ,扇形に広がって流れます.谷の直下流の部分は最も危険なところです.段丘化したところは安全です.下の図は,1966年の台風26号により富士山北麓の西湖地区で生じた土石流を示すものです.土石流は3基の砂防ダムを乗り越え,ほぼ直進して流下し,谷の直下方向にあった52戸の家を破壊しました.

            
図07_02_01
図07_02_02

客員研究員 水谷武司

DIL 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室
Disaster Information Laboratory, NIED
TEL : 029-863-7635 , FAX : 029-863-7811, E-mail : E-mail
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