これは1951年に作成された「河角マップ」と呼ばれているもので,1350年間の被害地震345についての各地の推定震度から,標準地盤での最大加速度の75年期待値を求めて,その分布を示したものです.その後,多くの同種マップが作成されています.この種の図では,最近発生した大きな地震の影響を大きく受け,その地域が過大に評価される可能性があります.
客員研究員 水谷武司