２ 気象関係資料
・ 天気図
「昭和22年9月7日頃、トラック島付近に発生した台風は徐々に北西進し12日朝には硫黄島西方500kmの海上に進出、徐々に北上しつつあった。中心示度960ミリバール、中心付近の最大風速は40m毎秒、暴風半径600kmと推定されていた。その頃本邦南海上にできていた温暖前線は、台風の北上につれて次第に顕著になりつつ北上し、14日夜半には関東の西部及び北部山沿いまで押しあげられ、後しばらく停滞気味となった為14、15両日にかけて山岳部一帯には豪雨がもたらされ、秩父付近では総量600mmをこえ箱根付近では700mmを越えた。幸いに14日夜半頃から台風は衰弱しはじめ、16日朝には中心示度990ミリバールとなり中心付近の最大風速も20m毎秒程度となって、陸上では暴風による被害は極めて少なかったが、豪雨により水災は関東一円に及び、特に豪雨地帯を流域にもつ利根川はこの水量をのみきれず、遂にその堤防は栗橋上流にて決壊し、濁流は江戸川にそって南下し、東京都内にも侵入して東京・埼玉には未曾有の大水災が惹起された。台風は15日夜房総先端をかすめ、16日には三陸沖に去った。」（気象要覧577号、中央気象台,1947)より、現代仮名遣いに直して引用）
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| S22.9.11.3:00 | S22.9.11.15:00 | S22.9.12.3:00 | S22.9.12.15:00 |
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| S22.9.13.3:00 | S22.9.13.15:00 | S22.9.14.3:00 | S22.9.14.15:00 |
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| S22.9.15.3:00 | S22.9.15.15:00 | S22.9.16.3:00 | S22.9.16.15:00 |
天気図連続再生
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