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5. 高潮氾濫の概要
図5.0.1にFEMA作成のハリケーンカトリーナの被災概要図を、図5.0.2に被災地域の衛星画像を示す。ハリケーンカトリーナの被災地は、メキシコ湾岸沿いのルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ州にわたり、1,000人以上の死者、甚大な経済被害、環境被害、そして、間接被害等々をもたらした。
ここでは、現地調査から、高潮氾濫による浸水の概要を次の5地域にわけて報告する。
輪中堤破堤がもたらした大都市ニューオーリンズ市の浸水被害
ボーン湖からの高潮が湖岸堤防、二線堤を乗り越え、さらに南側からミシシッピ川堤防からの越流が加わり浸水したセント・バーナード郡。
海岸堤防とミシシッピ川堤防からの越流により浸水したプラクミン東・西地区
高潮に襲われたポンチャートレイン湖岸集落ノースショア、スライデルの被害
メキシコ湾岸沿いの高潮被害
図5.0.1 ハリケーンカトリーナ被災概要図
2)
(
FEMA
)
図5.0.2 ルイジアナ州とミシシッピ州の高潮氾濫被害状況
(浸水状況2005/9/2)
1)2)
図5.0.2
Blue:Flooded Surfaces
Red Font:Place Names
Light Blue:Very Wet Areas
Yellow Font:Lake, River or Gulf Names
Red:Affected Urban Zones
Navy Blue:Water Bodies
Green:Forests
(加藤敦)
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