. ハリケーンカトリーナ災害調査速報

2.調査チームと調査地域

2.1 調査チーム

調査チームメンバーは次の8名である。このうち、4名が現地調査を担当し、4名が国内で報道資料や行政機関の資料調査にあたった。

(現地調査班)
佐藤照子(災害地理学)災害に強い社会システムに関する実証的研究プロジェクトチーム、自然災害情報室
大楽浩二(気象水文学)気候変動に関わる気象・水災害の予測に関わる研究プロジェクトチーム
加藤 敦(水工学) 風水害防災支援システムの開発プロジェクトチーム
中須 正(環境社会学)自然災害情報室

(国内調査班)
坪川博彰 (災害金融工学)防災科学技術研究所客員研究員
原口弥生 (環境社会学)防災科学技術研究所客員研究員、茨城大学講師
水谷武司 (災害学)防災科学技術研究所客員研究員
池田三郎 (環境リスク論)防災科学技術研究所客員研究員

2.2 調査地域概要

ハリケーンカトリーナ災害現地調査地域
図2.1 ハリケーンカトリーナ災害現地調査地域1)
 ハリケーンカトリーナ災害の被災地域は、メキシコ湾岸沿いのルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ州にわたる。調査地域は、図2.1に白抜きで示すルイジアナ州のニューオーリンズ市、セント・バーナード郡、ポンチャートレイン湖東端のスライデル市、ミシシッピ川最下流のプラクミン郡東・西地区、そしてメキシコ湾岸のミシシッピ州ビロクシ、ガルフポートである。

 また、ニューオーリンズ市では、防災関連組織の方々、災害ボランティア、被災者にインタビューするとともに、地元ニューオーリンズのTulane大学や、州都バトンルージュのLouisiana州立大学に、災害研究者をたずね、災害に関わる情報収集や討論を行った。

調査の日程

2005年11月30日 東京出発、ニューオーリンズ到着
2005年12月01日 午前中 AMDAボランティアからの聞取調査
午後 US Army Corps of Engineers の案内で市内のInner Harbor Navigation Canal破堤現場と被災地調査
夜   現地邦人から被災体験の聞取調査
2005年12月02日 午前  The Port of New Orleans で聞取調査
午後   Regional Planning Commission で聞取調査
2005年12月03日 ポンチャートレイン湖北東岸のスライデル、メキシコ湾岸沿岸のビロクシ、ガルフポート等の被災地調査
2005年12月04日 市内調査:London Anenue Canal および 17th Street Canal の破堤現場調査、 被災住宅調査、被災体験聞取調査、セント・バ-ナード郡の被災地調査
2005年12月05日 Tulane 大学 のハリケーンカトリーナ災害研究者4名から情報収集、討論.
ミシシッピ川最下流左岸側(プラクミン東地区)の被災地調査。
2005年12月06日 Louisiana 州立大学で、ハリケーン災害の研究者3人、環境汚染1人、夜は邦人教授から聞取調査
2005年12月07日 ミシシッピ最下流部プラクミン東・西地区被災地調査、
日本領事館表敬訪問
2005年12月08日 ニューオーリンズ出発
2005年12月09日 日本帰国
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