災害事例データベースの概要

表2:入力項目の概要

災害事例データベースに収録される情報は、「いつ」、「どこで」、「どのような自然災害が発生し」、「いかなる被害があったのか」という災害事例の「概要」です。データは8種類、約270項目から構成されています。

表2:入力項目の概要
大分類 中分類 説明
1 事例管理情報 災害事例ID 事例番号の管理情報
2 災害名称 出典資料での名称 地域固有の災害名称など
気象庁名称 気象庁が命名した気象及び地震火山現象に相当する災害の場合に記載する。
→【気象庁が命名した気象及び地震火山現象
地震文献での名称 宇佐美龍夫ほか(2013)に記載される地震災害名称がある場合に記載する
3 いつ 発生日時 発生年月日 災害が発生した年月日。西暦を優先して入力を行い、和暦も入力する。
西暦はグレゴリオ暦を使用する。
発生期間 発生期間、災害現象の継続期間、災害の影響期間
発生日時 時鐘、辰刻、発生した時間帯(あいまいな時間表記)を記載する
4 どこで 発生場所 現在の出典資料自治体名 出典資料の現在の自治体名称。2013(平成25)年1月1日当時の自治体を基準とする。
地方公共団体コード(5桁) 市町村名の取り違いを防ぐため、先頭にJPを付した5桁の地方公共団体コードを記載
→【総務省 地方公共団体コード
出典資料発行時の自治体名 出典資料を発行した当時の自治体名称
災害発生当時の自治体名 災害発生当時の自治体名称と地区名
範囲精度 事例レコードの示す地理的な範囲の精度
5 どのような自然災害が 災害種別(参照:表3 災害種別(大分類) 自然災害ごとに主要災害5種類+1種類の計6種類に分類。分類は表3を参照。
災害種別詳細(詳細分類) 災害種別ごとに発生する自然現象を分類。
災害現象の詳細 自然現象の概要情報 自然現象の規模や原因となった震源や火口名称など発生元の情報や現象の観測された日時の情報
6 いかなる被害が 被害の詳細 人的被害 人的な被害情報
建物被害 破損、焼損、水損と非住家の被害情報
インフラ被害 道路、橋梁、船舶、河川とその他のインフラ被害情報
農地被害 農地の被害面積
被害額 災害の被害金額
7 出典資料情報 引用原典資料の情報 出典資料の引用元となった資料の情報
出典資料 出典資料の著者、発行年、資料タイトルの情報

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