災害年表マップの使い方

災害年表マップは、過去の自然災害事例を発生年ごとに市区町村単位でWeb地図上に表示するアプリケーションです。地方単位、県単位或いは災害種別単位で情報を絞り込み、閲覧することも可能です。背景地図は国土地理院発行 地理院地図を使用しています。災害年表マップを閲覧する際には、以下のバナーをクリックしてください(閲覧にはAdobe Flash Playerが必要です。)。

災害年表マップ

災害年表マップの留意点

災害年表マップを閲覧するうえで、以下の点についてご留意ください。

利用データの留意点

  1. 「災害事例の地図化(可視化)アプリケーション」:災害年表マップは防災科学技術研究所が構築・整備している「災害事例データベース」のビューワーです。「地図×年表」をコンセプトに作成した閲覧に特化したアプリケーションです。
  2. 「収録最小単位は市区町村」:データの最小収録単位は、平成25(2013)年1月1日時点の日本全国の市区町村です。以降に合併した自治体は、旧自治体名称で収録されています。都道府県単位や災害発生範囲全体を集計したデータは登録されていません。
  3. 「出典資料は市区町村の発行する地域防災計画」:災害事例データの出典資料は、日本全国の市区町村が発行する「地域防災計画」の災害事例の記述です。
  4. 「災害事例が「無い」から災害が無いわけではない」:出典資料に記載がある災害事例を収録しているため、記載が無い、出典とした資料の発行年次によって収録されない事例が存在します。災害事例が無いからといって、自然災害の発生が無いわけではありません。
  5. 「エラーデータの可能性がある」:細心の注意を払ってデータ入力と検査を実施していますが、収録される災害事例データに誤りがある可能性があります。
  6. 「提供データは災害事例情報である」:防災科学技術研究所が提供するデータは、地図上に掲載された災害事例情報です。背景地図等は防災科学技術研究所の見解ではありません。

画面表示の留意点

  1. 「都道府県別の塗り分けは当該年の災害事例の有無を示す」:デフォルト画面で表示される都道府県別の塗り分けは、当該年の都道府県別の事例収録の有無を示しています。
  2. 「拡大するとアイコンが表示される」:地図を拡大すると市区町村別の災害種別の凡例アイコンが表示されます。
  3. 「アイコンは災害事例の有無を示す」:地図上に表示されるアイコンは、指定する西暦年に各市区町村で収録された災害事例の有無を、役場の位置に点を置いて示しています。災害の発生地点ではありません。
  4. 「アイコンはその年の最後に起きた災害種別」:災害種別のアイコンは、複数の災害事例が同じ地点で収録されている場合、当該自治体でその年の最後に発生した自然災害を示しています。
  5. 「災害詳細情報ウィンドウは被害情報を主体に掲載」:アイコンをクリックすると表示される「災害詳細情報」ウィンドウは、被害情報を中心に掲載しています。自然災害現象の情報は「災害事例カルテ」に収録されています。

災害年表マップ 画面説明

災害年表マップの画面の説明です。

災害年表マップ画面説明

災害年表マップ画面説明その1
  • 画面の表示:指定する西暦年に発生した災害を表示します。
  • タイムスライダー:災害年表マップに収録された災害事例の発生年代をスライダーで選択できます。
  • 災害事例年表:指定する西暦年(画面表示と同期)に発生した災害を発生月日順に表示します。
  • 都道府県ごとの色分け:指定する西暦年における都道府県ごとの災害発生数を表わします。
  • 災害種別アイコン:指定する西暦年における当該自治体で発生した最後の災害事例の災害種別が表示されています。アイコンをクリックすると災害詳細情報ウィンドウが表示されます。
  • 凡例:凡例をクリックすると災害年表マップの説明が表示されます(PDF形式)
  • データの表示範囲:データの表示範囲は、地方、都道府県、災害種別ごとに表示することができます。プルダウンで選択できます。

災害詳細情報ウィンドウ

災害種別アイコンまたは災害事例年表の各事例をクリックすると表示されます

災害年表マップ画面説明その3
  • 掲載情報:各災害事例の発生場所、発生年月日、被害状況の情報を掲載しています。災害の原因となった現象の規模は、右下の災害事例カルテに掲載しています。
  • 戻る、進むボタン:クリックした災害種別アイコンの自治体で発生した、当該年の災害詳細情報をみることができます。情報は当該年の発生月日順に昇順で表示されます。

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