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8.おわりに現地調査斑と国内調査斑が収集した情報の概要を、ハリケーンカトリーナ災害調査速報として報告した。先進国アメリカの大都市で発生したハリケーンカトリーナ災害は、発生確率の低い巨大なハザードが大規模被害を広域に発生させるタイプの水害であった。このようなタイプの災害に対しての事前準備が不足することにより、被害は甚大なものになり、しかも長期間に及んでいる。 ハリケーンカトリーナ災害の実態を分析し、低頻度巨大災害で発生する可能性のある被害や、それに対しての災害対応の問題点を明らかにし、被害軽減のための課題をとりまとめ、報告書として刊行する予定である。 被災者の方々の生活再建、現地の一日も早い復興をお祈り申し上げる。 謝辞現地調査にあたっては、立入規制が敷かれていた被災地での視察等に、US Army Corps of Engineersのご協力をいただき、Miki Rohbok氏には適切な現地ガイドをしていただきました。また、行政関係機関、大学の研究者の方々にはお忙しい中、我々の調査に対応をして下さいました。また、日本国ニューオーリンズ領事館蒔苗副領事、ルイジアナ州立大学加茂先生、名工大秀島先生には、現地調査のために有益な情報をいただきました。心より感謝の意を表します。 なお、今回の調査にあたっては、防災研究フォーラムからも、資金のご支援をいただきました。ありがとうございました。 独立行政法人 防災科学技術研究所 http://www.bosai.go.jp/ 〒305-0006 茨城県つくば市天王台3-1 TEL:029-851-7637 FAX:029-851-7810 Web製作:小島義尚 編集:川井麻子 Ver.1 2006年1月11日
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