防災基礎講座
はじめに
セパレータ
関東平野の洪水
濃尾輪中の洪水
潟性平野の洪水
侵食性平野の洪水
扇状地平野の洪水
山地河川洪水
都市内水氾濫
土砂洪水複合災害
大阪湾高潮
伊勢湾高潮
ベンガル湾高潮
地盤強震動
地盤液状化
地震岩屑なだれ
三陸津波
チリ津波
地震火災
火砕流
火山泥流
火山体崩壊
地すべり・崩壊
冷夏災害
セパレータ
TOP頁に戻る

20.9 クラカタウ火山の1883年噴火

 インドネシア・クラカタウ火山はジャワ島とスマトラ島との間にあり,交通の要所スンダ海峡の南西100kmに位置します.1883年の大噴火により海底に大きな陥没カルデラが形成され,これによって生じた最大35mの高さの津波により,約3.5万人の死者をだしました.また,40km離れたスマトラ島南端に到達した火砕流により,約1千人の死者がでました.噴出物の総量は20立方kmで,その大部分は火砕流でした.中央のアナク島は溶岩ドーム成長により1927年に海上に出現したものです.図示したカルデラは幾度もの火砕流噴火により形成されたもので,それ以前には高さ2,000mを超える成層火山がそびえていたと推定されています.


(C)2008 独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室