防災基礎講座
気象災害 地震火山災害 災害全般


自然災害の種類

  自然災害は大きく,大気中における諸現象によって生ずる気象災害と,固体地球内部における諸現象に起因する地震・火山災害とに分けられます.気象災害の主要なものは,大雨と強風を誘因として水・大気・土砂が運動することによって生ずる風水害です.大部分の災害は短時間現象ですが,長時間かけて発展してくる災害として異常な気候状態の持続による災害 (干ばつ・冷害など) があります.地震は地盤の強震動・変形や土砂・水の運動を引き起こして,また火災などの2次的現象を発生させて,多様な被害を与えます.風水害に比べ発生頻度は小さいものの,大規模な災害を引き起こします.土砂(の移動による)災害は,大雨および地震の両方が誘因となって発生します.火山噴火によって生ずる現象の大部分は噴出物質(いわば土砂)の移動です.
 以下には,誘因(1次的自然現象) とそれによって引き起こされる2次的災害現象の主要なものを示しました.

    気象災害    
      雨 - 河川洪水,内水氾濫    
           斜面崩壊,土石流,(地すべり)    
      雪 - なだれ,降積雪                
           降雹,霜              
      風 - 強風,たつ巻           
            高潮,波浪,(海岸侵食)     
      雷 - 落雷,(森林火災)   
     気候- 干ばつ,冷夏   

    地震・火山災害   
     地震- 地盤震動    
           液状化
           斜面崩壊,岩屑なだれ
           津波                   
           地震火災    
     噴火- 降灰,噴石 ,火山ガス    
           溶岩流,火砕流 ,泥流        
            山体崩壊,岩屑なだれ        
           津波,地震 

前頁

(C)2006 独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室